2024/06/11 18:16

 フランスの日本酒コンクール「Kura Master 2024」の審査結果が2024年6月10日(月)に発表され、過去最高となる1,223銘柄のエントリーの中から、当社がプロデュースする「朔 R04BY」が、「クラシック酛部門」において「プラチナ賞」を受賞いたしました。「朔」初代の酒「朔 R03BY」に続いて、2年連続の受賞となりました!


 「Kura Master」は、2017年から開催されている「フランスの地で行うフランス人のための日本酒コンクール」です。審査員は、フランス国家が最高職人の資格を証明するMOFの保有者をはじめ、フランスの一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カービスト またレストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナルで構成しています。フランスの歴史的食文化でもある≪食と飲み物の相性≫に重点をおいているのも特徴の一つです。2024年は純米酒部門、大吟醸酒部門、純米大吟醸酒部門、サケ スパークリング部門、クラシック酛部門、古酒部門の合計5カテゴリーにて行われ、それぞれ金賞、プラチナ賞が決定します。このたび朔 R04BYが受賞したのは、伝統的な製法である「クラシック酛部門(酒母を菩提酛、水酛、生酛、山廃酛で仕込んだ酒)」のプラチナ賞でございます。


【Kura Master 公式ホームページ】https://kuramaster.com/

 

受賞酒「朔 R04BY」について

ひとつの田んぼで育ったお米(山田錦)だけを使い、最小のタンクで丁寧に醸された、シングルオリジンの日本酒です全量山田錦、生酛づくりの純米大吟醸酒。大吟醸らしい華やかな、透明感のある、綺麗な口当たり。飲み進めると、生酛づくりの複雑で奥行きのある味わいの中に広がる、米の上品な旨味をお楽しみいただけます。

令和4年度(Reiwa 4th)の醸造年度(Brewery Year)なので「朔 R04BY」と名づけました。令和4年のお米は、観測史上最も早い梅雨明けやその後の長雨、長引く残暑、大きな台風など、とても難しい環境の中で、力強く育ちました。そのお米を使い、10年に一度と言われる大寒波のあった日に仕込みが始まったのが「朔 R04BY」です。富久錦さんには、「10年熟成が続く、スケールの大きいお酒を」と醸造をお願いしました。

ボトルデザインのコンセプトは「朧月(おぼろづき)」。ラベルの円窓から、月がぼんやりと浮かびます。


朔のユニークネスを表す5つのキーワードを紹介します。世の中には1万を超える日本酒のブランドがあると言われますが、この5つの項目が揃った日本酒は、私達が知っている限りでは、現時点では朔しか無いと思います。


① Japanese Sake(日本酒)

② Junmai(純米酒:米と水だけでできた酒)

③ Daiginjo(大吟醸酒:50%以上削った米で醸造した酒)

④ Kimoto(生酛づくり:乳酸発酵を活用した伝統的な醸造方法)

⑤ Single Origin(シングル・オリジン:ひとつの田んぼで育った米だけを使った酒)




「朔」のコンセプト=酒は地域の風土を語る最高のストーリーテラー

 当社が、新事業の素材として日本酒を選んだのは、そこに非常に大きなポテンシャルがあると感じたからです。海外の旅行者から日本酒は非常に高い評価を受けています。それは「寿司や和食に合うから」という味の面だけではなく、「神道における日本酒の存在」「稲作文化との深い関わり」「地域文化との融合」といった、文化的な面に魅力を感じているからだと考えています。一方で国内市場は縮小を続けており、ワインに比べて日本酒がとても手ごろな価格にとどまっていることについて、漠然とした課題感を抱いていました。そこで、日本酒のプロデュース事業に参入することで、多くのことを学び、日本酒の持つポテンシャルを活かせるようになろうと考え、2021年より「朔」をスタートいたしました。



今後について

 ここでしか手に入らない<モノ>の提供として、米づくりと酒づくりのプロセスを通して自分だけの日本酒を楽しんでいただく「朔の便り ー風土を楽しむ定期便ー」をはじめ、日本酒や地域の工芸品が持つ魅力をさらに広める活動に邁進してまいります。

また、「朔 2024BY」は現在、KuraMaster 2025にエントリー中です。今年も皆様に嬉しい受賞の知らせをお届けできるよう願っております。どうぞ楽しみにお待ちください!